広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群など)にはコミュニケーション・対人関係・社会性の障害、行動にパターン化が見られるという特徴があります。
また、記憶力がとても優れている場合もあります
知的な発達に遅れがない場合が多く、聞く・読む・書く・計算するなどの能力の一つまたはいくつかを身につけることに困難が生じます。
特長には不注意(集中力がない)・他動性(じっとすることができない)・衝動性(善悪を判断せずに行動してしまう)などがあります。
このような発達障害という障害を自分のしつけ方が悪かったからだと悲観する母親もいるのですが、生まれ持ったもそのこの特徴で、いずれこのような症状も軽減してくるんだという気持ちを持ってほしいです。
広汎性、LD、ADHD、すべての症状のお子様を見てきました。どの子も最初はなかなか受け入れてくれません。しかし、時間をかけて、ゆっくり接していけば今まで勉強しなかった子も少しずつ勉強するようになります。もちろん個人差はあります。なかなか覚えてくれない子もいます。でも、勉強に関してはなかなか覚えることが出来ない生徒も、電車のことになるとものすごい力を発揮する。電車のことがわかるならば、駅名を覚えることもできる。駅名を覚えたらそれがどこにあるか県名を覚えさせる。県名を覚えてら県庁所在地を覚えさせる。県庁所在地を覚えたら、それを漢字で書かせる。ローマ字で書かせる。
興味のあるところからどんどん広げていくことが大切です。いきなり分数の計算やろう!少数の割り算やろう!これではどんどん勉強しなくなりますからね。